| ◆ 2010/01/18 | | | | | | 高さ700、巾560、奥行き370です。 巾の560は取っ手部分の出っ張りがあるので実質500とやや小ぶりかもしれません。 そこで写真のように引き出し式のエクステンションを仕組みました。
このワゴンの取っ手の穴の空いた部材にはいろいろな絡みがあって自分としては珍しく仮組みをしました。 その部材は、取っ手の穴加工をし、脚のてっぺんからホゾが差し込まれて構造の一部を請け負いつつ、端バメ形状による実際の使用による天板の熱や水分などによる反りを抑えています。
また天板には両端の端バメや手前、奥にも3ミリずつのチリをつけて器が落ちないように引っ掛かるようにしています。 市販のワゴンで取っ手の部分を上方に取り付けて動かし易さをアピールするものは多いと思いますが、小ぶりなワゴンでは出っ張った取っ手は邪魔になるので敢えてフラットにしてみました。
そうそう、端バメの両端にも僅かなチリが設けてあります。これをやっとかないと、梅雨時に天板が広がって端バメを追い越し、格好悪くなってしますからです。
このワゴンには左右は無いように作ったのですがエクステンションも両側に出入りします。 実はそのあたりのデザインがいまいちスッキリしなかったのですがどちらか一方に決めたら形状的にはもう少しスッキリできると思いました。
このようにいろいろな考えで作りました。まずは実際に使ってみようと思います。 | | |